
7月4日、東京新宿区、防衛庁に隣接するJICAビル国際会議場にて、「外国人セーフティネットの現状と課題」をテーマにパネラーとして登壇させていただきました。
登壇者は他に、
日越ともいき支援会 吉水 慈豊 氏
MDST (Multicultural Diversity/Disaster Support Team) 明木 一悦 氏
浜松国際交流協会(HICE) 松岡 真理恵 氏
ワールドフレンズ天草 俣野 智子 氏
輪島市社会福祉協議会 山路 健造 氏
入管庁在留支援課 松瀬 和樹 氏)の方々がおられました。

ワールドフレンズ天草は、日本の地方で散在して暮らす外国人労働者の実情についてお話させていただく場を頂戴いたしました。
東京に居られる皆様からは想像も出来ないような地方の実情をお聞きいただく場ともなり、皆さん本当に熱心にお聴きくださいました。
東京23区より広い島に産婦人科は2カ所しか無いことや、車を運転してはならないルールが地方では命取りでさえあることなどお伝えしました。
また、これまで天草から出て行った人、残っている人へのヒアリングから、給与が低く、遊べる施設も少ない地方であっても、地域の皆さんとの繋がりで孤立を防ぎ、寂しく無い、友達がいる、という環境に出来れば都会への流出を止めることが出来ることなどお話させていただきました。
外国人が困っておられることを解決しようと動いてみると、実はそれは日本人にとっても暮らしにくい課題であることに気づく事も多く、外国人が暮らしやすい地域は日本人にとっても優しい地域である、という事を皆さんにもお伝えすることができました。
講演後は沢山の方々にご好評のお声かけをいただき胸が熱くなりました。
天草の課題解決に直接関わるようなお仕事をされている方々とも繋がる事ができ、こちらこそ東京に呼んでいただいたのは有難い事でした。
今回頂戴した、東京、能登半島、浜松、入管その他様々な各所の皆様とのつながりを大切にし、引き続き誰もが暮らしやすい街が日本中に増えるよう活動していければと想いを新たにいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします!! (MATANO)


