ワールドフレンズに時々お客さんがいらっしゃいますが、
今日は県庁からお二人が視察に来られました。
ワールドフレンズのノウハウを県下全域に広めたい!と(思ったかどうかは分かりませんが)、
相談窓口と日本語教室を見て回られました。
日本語教室の今日のテーマは「緊急通報をやってみよう」!
前回、消防署で実際に救急車や消防車を見て、緊急通報が「外国語で」できることが分かりました。
今日は「日本語で」緊急通報ができるよう練習してみました。
まずは緊急通報が予想される場面の画像を見て、それらを日本語で何と言うか学びます。
例えば、「苦しそうに胸を押さえている絵」を見ただけでも
「胸が痛い」「胸が苦しい」「心臓発作」などいろいろな表現があります。
学習者さんが日本語で言えて、かつ相手に伝わる表現を身につけることの大切さを学びました。
「火事」でも、どこが火事なのか、何が燃えているのか、
できるだけ冷静に伝えることができるよう練習しました。
そして、火事や事故などの中から一つの場面を選んで、緊急通報を日本語でする練習をしました。
学習者さんはケガや事故に遭ったことを想定して電話で通報を、
日本人ボランティアさんは「やさしい日本語」で対応する署員さんの役をやりました。
あるペアが料理をしている途中で火事になってしまった場面を想定した練習をすると、
別のペアは交通事故に遭ってエアバッグが出なかった(!)ために大惨事になってしまった場面を想定したりと、
わいわい盛り上がって練習できました。
最後には全部のペアで発表していもらいます。
参加者にとっては、前回消防署で学んだことが生かされたかと思います。
視察に来られた方々にも、私たちが日本語教室でやっていることが伝わったのではないでしょうか?
この教室がいろんな地域に広がってくれると嬉しいです!
年内の日本語教室は12月1日で最後になります。
場所は「ここらす」で、お正月に向けて年賀状を書く練習をする予定です。
ぜひ来てくださいね!