早いもので、あっという間に1月も終わろうとしています。
今日は、まもなくやってくる“節分”について学びました。
2月のイベント事では“バレンタインデー”の方が知っている人も多いようで
“節分”はあまり外国でも知られていないようです。
まずは、日本語初級者と中級者で2つのグループに分かれました。


節分とは・・・
今年は、2月2日になります。2月3日と勘違いしていましたが、
去年がうるう年だったので、その翌年は2月2日になるそうです。
“節分”とは季節を分ける節目のことで、冬から春に変わる時期とされています。
“節分”にすることは・・・
そう!豆まきです。
やはり豆まきをしたことがある人は少なかったようです。
①豆をまく
②「鬼は~外 福は~内」という
③豆を食べる
豆まきの一連の動作は3つありますが、初級者グループでは
この3つの動作の言葉を2つにすることを学びました。

○○ながら~○○する
①豆をまきながら 「鬼は~外 福は~内」という
②豆を食べる
そして、この「○○ながら~○○する」を使った文章を考えてもらいました。
(文章は本人が書いたまま)

・飛行機を運転しながら、お酒を飲む
(言葉としては合っていますが、これは違法行為ですね(^^;))
・たばこを吸いながら、コーヒーを飲む
・映画を見ながら、ラーメン食べます
・ラジオを聴きながら 勉強をする
・晩ご飯を食べながら テレビをみる
・テレビを見ながら お菓子を食べている
・シャワーを浴びながら 洗濯機をまわす
皆さん上手に出来ました!
節分の時に食べるものとして、もう一つ“恵方巻き”があります。
“恵方巻き”の由来については諸説あるようです。
天草とかでは、割と最近流行ってきたイメージがありましたが、
江戸時代から明治時代にかけて、大阪で始まったとされているようです。
・大阪の商人や芸人が商売繁盛を願って、節分に巻き寿司を食べたのが始まり
・大阪の花街で節分の時期に海苔巻きを食べ、縁起を担いだのが始まり
などあるようです。
また、大阪の船場(せんば)に暮らす人々が、芸子と巻き寿司を使った遊びをしていたのが始まり
というのもあり、中級者グループの方では、ちょっとディープな解説がされていたようです(^^;)

最後に、参加者さんに赤鬼と青鬼になってもらい、みんなで豆まきをしました。


豆まきの“豆”は一般的に“大豆”が主流かと思いますが、まいた後にそれを食べることから、
個包装のものや、殻付きの落花生などをまくこともあるようです。
「鬼は~外 福は~内」

そして年齢の数の分、豆を食べました。
初めて豆まきをした人も多かったようですが、ご家庭や職場、学校などでもぜひ豆まきをして「福」を呼び入れましょう。
そうそう、恵方巻きを食べる時にその方角に向かって食べると良いとされている方角が、今年は「西南西」だそうです。
恵方巻きだけで無く、この方角に向かって豆まきをすることもご利益を期待できるそうです。
さて、節分が過ぎたらいよいよ“立春” 春はもうすぐですね。
まだまだインフルエンザなども流行っているようですので、
体調に気をつけて、また元気に逢いましょう~
ワールドフレンズ天草 日本語教室
(今後の予定)
2月27日(木)
3月6日(木)
3月13日(木)
3月20日(木)
3月27日(木)
いずれも天草市複合施設ここらすにて
18:30~20:00
ご参加お待ちしています!!