
今日は「災害時の準備について」みんなで学習しました。
ナントNHKからの取材も入り、ちょっとカメラを気にしながらにはなりましたが
今回もたくさんの参加がありました。

3~4人のグループに別れ
まずは「災害」について、身近でどのような災害がありますか?を話し合ってもらいました。
地震 津波 台風 豪雨 崖崩れ 山崩れ 竜巻・・・等々が出ました。

ではその災害の時に、前もって準備している物は何ですか?
各グループで話し合い、上げてもらいました。
A班 水 缶詰 乾電池 毛布 バンドエイド 懐中電灯
B班 食べ物 水 在留カード 懐中電灯 窓を強化
C班 水 食べ物 電池 在留カード 靴
D班 水 薬 大事な物(パスポートや保険証など) ライト 非常食 現金
E班 水 非常食 電池 モバイルバッテリー 戸締まり(シャッターや雨戸)

どの班も「水」が一番大切なのは分かってるようですね
水は飲み水としても大事ですが、停電や断水になった時のために
トイレを流したり、洗い物をしたり・・のためにお風呂やバケツなどに水を溜めておくことが
とても大事です。
また台風などの時に、夜遅くに来そうな予報が出た時には、早めにお風呂に入ったり
食事も早めに取っておく方が良いでしょう。
私事ですが、3年前の台風の時、午後3時から4時頃でしたが、明るいうちに早めにお風呂を済ませておこうと
思っていた矢先、近所の電柱が倒れて半日以上停電になりお風呂に入れず、仕方なく溜めていた水風呂を
浴びたことがありました。なるだけ早めの行動が必要ですね。
また、いくつかの班から出ていた「在留カード」も外国人の方にとっては、とても大事な準備品になるようでした。
次は、非常食について
準備しているという人は少なかったようですが、実際にみんなで食べてみることにしました。
・クッキーやクラッカーなど(ちょっとパサパサ 水分が必要)
・缶入りパン(思っていたより美味しかった)
・おかゆ(冷たいお水でも美味しいとありましたが、温かいおかゆになれているのでちょっと微妙)
・パウチ入りご飯(15分くらい時間は掛かりますが、食べる分には美味しかった)

日頃から味を知っていたり、作り方の手順を知っておくことが良いでしょう。
本当にこのような非常食を口にする時は、食べ物が全く手に入らなくなったり
大きな災害の時になるかもしれませんので、賞味期限が長いものや、保存が利きやすいものを
選んで準備しておくことが大事ですね。

また災害の時に「避難所」に行くことがあるかもしれません。
去年避難所に行ったことがあるDくんから~
カロリーメイトで2日過ごし、自分のバッグを枕に休んでいたので、
食糧や毛布などが必要だったということでした
「避難所」というと「炊き出し」や「自衛隊からの支援物資」があるイメージだと思いますが
通常の台風や大雨の時の第一次避難所では、場所の提供だけなので、
実際に天草の避難所でも、食糧や毛布などの寝具などは準備されていません。
カップ麺など用意して行っても、お湯などは準備されていないことがあります。
自分たちが食べる2~3日分の食糧と、避難所は体育館など床が堅いところが多いので
防寒用だけで無く、マット替わりにもなる毛布やブランケットなどを準備していくと良いでしょう。
台風や水害などは予報が出たりするので、前もって準備が出来ますが
地震の時などは、速報から数秒で揺れが起こったりして、かなり動揺してしまうと思いますが
日頃から、「非常食」や「避難所」などをチェックして落ち着いて行動しましょう。
災害時には言葉が思うように通じず、パニックになったりするかもしれませんが
そんな時は、ワールドフレンズに頼ってくださいね~。
ここらすも避難所になっているので安心して来てくださいね。
さて来週は1月最後の日本語教室となります。
その次は3月の開催ですが、2月27日も開催しますのでお忘れなく!
次回1月30日(木)ここらすにてお待ちしています~★
天草市委託事業 ワールドフレンズ天草日本語教室
毎週木曜日(奇数月のみ)18:30~20:00
天草市複合施設ここらす会議室(天草市浄南町4-15)