社会資源に繋がれない外国人のための
アウトリーチ型支援事業
コロナ禍における日本在住外国人の問題は多岐にわたります。
こうした状況を改善するため、本事業では次のことを実現します。
①地域の居場所づくり
②支援員養成
③情報整備
①地域の居場所づくり
カフェ等飲食の提供もできる施設を開設します。
相談の有無に関わらず気軽に立ち寄って顔の見える場として孤立を防ぎ、また提供するメニューの開発やイベントの実施、居場所のスタッフとして在住外国人が活躍できる場となり、地域に向けての異文化理解のための場所ともなります。
②支援員養成
現在天草市中心部では、当団体が天草市から事業委託を受け外国人相談窓口を開設し、年間約600件相談対応をしています。
また年間21回開催の日本語教室ではのべ460名の参加があります。しかし、東京23区より広い面積の天草地域で、技能実習生をはじめ移動の自由が担保されていない彼らにはなかなか支援が届かない状況です。
この事業では、座学と実技による支援員養成講座を実施し、アウトリーチで支援できる基礎的な仕組みを構築しました。
③情報整備
在住外国人の生活状況や、これまで天草地域ではどこも持たなかった外国人を雇用している企業情報を収集しました。
旧市区町村の13か所を基点に、アンケート調査と対面での聞き取りをおこないました。
そして集めた情報を整理し、データベース化して、将来的には
・外国人の雇用環境の向上
・雇用企業の社会的評価の向上と優良人材とのマッチングに繋げたいと考えています。
事業報告資料等
「支え合う多様なコミュニティづくり支援事業」ホームページ
https://kuma-kyumin.com/?fbclid=IwAR36_gj55QBDotQHYkJxMVgnf2GpG0ia1-voeTwyGtWqIKMI_VciivGir0w