11月12日(土)、13日(日)の二日間にわたって、天草広域連合消防本部にて「やさしい日本語講座」を開講いたしました。
ここ天草内で、外国人が怪我をしたり、事故に遭ったり、火事に遭遇したり・・・
はたまた大地震や台風、水害などで被害に遭ったり・・・
在住外国人数がどんどん増えているので、そういった場面もこれから増えていくかもしれません。
そんな時、通報者の外国人、または事故に遭った外国人とどうやってコミュニケーションを取ればいいか。
緊急時に「やさしい日本語」を活用してもらえるよう、講座と実践練習を行いました。
「危険」「避難」「通報」などの日本語は、来日したばかりの外国人には実はちょっと難しいことを学びました。
「あぶない」「にげて」「119に電話する」といったやさしい日本語に変換することで、より多くの外国人に伝わることが分かっていただけたようです。
そして、学んだやさしい日本語を生かして実践練習です。
外国人が緊急通報をしてきた場合、どのように対処すればいいか。
「お父さんが胸が痛いと苦しんでいる」と通報してきた外国人に対して、
グループで話し合ったやさしい日本語を使ってロールプレイングしてみます!
驚かされたのは、参加者の演技力!!
リアルな演技に現場は大盛り上がりでした!
署員の皆さんのお話を聞いてみると、通報時にパニックになる方は多いそうです。
確かに家族が急に苦しんだり家が火事になったりしたら、なかなか冷静に通報できませんよね・・・
それを忠実に表現した演技だったようです。
二日間で約50人もの署員の皆さんと一般市民の方々にご参加いただきました。
ありがとうございました!
緊急時に、今回学んだ「やさしい日本語」が活かせることを願っております。
私たちワールドフレンズ天草は、
公的機関や一般企業の皆様を対象に、「外国人へのやさしい日本語」の講座を開催いたします。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。